自動車保険の更新で補償内容を見直し(SBI損保の例)
現在SBI損保に加入しています。
以前の記事で書いた通り、もらい事故により事故処理が全て終わっていないのですが、4月1日に自動車保険の更新時期を迎えるので、保険の補償内容について、特約や補償額をもう1度見直してみました。
まずは一括見積りをして保険料をざっと比較しよう
毎年恒例のように、自動車保険の見直しの際は、自動車保険一括見積りのサイトを活用して、保険料の比較や補償内容のチェックをしています。
自動車保険の見直しといった側面もあるのですが、どちらかというと図書カードや楽天ポイントなど更新の際にしか得られないメリットがたくさんあるので、それを目当てにやっている感じです。
よくあるのが図書カード1,000円分もしくは500円分プレゼントです。
契約しないともらえないパターンもありますが、契約しなくても見積りだけでも大丈夫な場合も多いです。
500円~1,000円分お得になるのでやらないと損です。
私が今回活用したのは、その中でもよりお得な楽天の自動車保険一括見積です。
楽天のランク(レギュラー、シルバー、ゴールド、プラチナ・・・)によって1000円~2000円分のポイントがもらえます。
楽天を利用している人は1番おすすめできます。
楽天の一括見積り以外にも、図書カードやポイントをもらえる一括見積りサイトはたくさんあるので、一番あなたにあったお得なサイトを探してみてください。
安そうな保険会社を絞る
上記の一括見積りで、安そうな保険会社を絞ります。
見積り後、すぐに登録したメールアドレス宛に見積り内容が届くので便利です。
このメールをみて、ざっくりと安そうな保険会社を数社に絞ります。
その後さらに具体的に絞っていくのですが、保険会社によって若干見積り条件や補償内容が違うので、個々の保険会社のリンクに飛んで、見積り条件や補償内容をチェックすることをおすすめします。
そこで正確な保険料を試算してみてください。
私の場合は、今契約中のSBI損保以外に、今回意外?にも「チューリッヒ保険」が同じような補償内容で安い保険会社でした。
これまでチューリッヒが候補に挙がったことはなかったのですが、見積り内容を見る限りは最安(保険料:約26,000円)でした。
見積り後、メールのリンクをクリックして具体的な保険料を試算したところ、なんとロードサービスがないので安いようでした。
ロードサービスを含めると、保険料は、SBI損保の次に安い保険料でした。
今回初めて知ったのが、自動車保険にはロードサービスをカットしてその分保険料を安くできる保険会社もあることです。
我が家はJAF等のロードサービスには加入していないので、ロードサービスは必須です。
そのため、チューリッヒ保険は2番目の候補となりました。
というか、JAFに加入して、自動車保険でロードサービスをカットするより、JAFを解約して自動車保険付帯のロードサービスを利用する方がコストパフォーマンスは高いと思います。実際に比較してみてください。
補償内容を検討する
一括見積りで色々な保険会社の保険料を見比べましたが、やはり現在加入中のSBI損保が同じ補償内容で最安だったのでSBI損保で継続加入することにしました。
SBI損保に決めたので、後は特約や補償金額をもう一度見直して金額を比較してみます。
若干の補償内容の修正なので、保険料はほとんど変わりませんでしたが、以下補償内容の考え方、比較ポイントを挙げておきます。
対人、対物の補償
無制限が当たり前です。億単位の損害賠償なんてざらですから。
人身傷害、搭乗者傷害
搭乗者傷害は、ケガ等の部位別の定額払いが基本ですが、人身傷害の場合は自分の過失割合に関係なく、全額補償されるので手厚いため、
人身傷害だけで十分です。
自分が停車中の相手の車に追突したとしても(自分の過失100%でも)、治療費等全額補償されます。
保険の補償額は悩ましいところですが、3000万円または5000万円が一般的です。
死亡時等は5000万円でも足りない位ですが、そもそも自動車事故での死亡確率は相当低いこと、他に生命保険に加入していることが多いので、5,000万円を超える手厚い補償はいらないと思います。
車両保険
もう新車ではないので、いらないです。
個人的には新車購入~3年目位までに必要だと思います。
相場でみて車両価格が高い時にはつけておいた方が無難かと思います。
新車とは言えない中古車(4年目~)の場合は、車両価格と比べると保険料の無駄だと思っています。
その他特約等
自転車保険
自転車に乗る方で入っていない人は絶対入るべきです。
自転車事故で1億程度の損害賠償請求の事例がありますので、加入していないと危険です。
私は火災保険で個人賠償責任保険が付保されており、自転車事故がカバーされているので、今回はカットしました。
弁護士費用特約
統計では自動車事故の際に弁護士費用特約を使っている人は1%もいないそうです。
ですが、これは契約内容がわからず、どんな時にどのような活用ができるのかわかっていないからではないでしょうか。
私は、現在この弁護士費用特約を使っており、ありがたさがわかっているので、加入すべきと思っています。
メリットは相手保険会社と直接話をしなくても、弁護士が勝手にこちらの有利になるように解決に動いてくれますので、気分が楽なことです。
事故でただでさえ余計な仕事が増えるのに、交渉を有利な形で代わりにやってもらえるのはありがたいです。
保険会社の担当者は解決には動いてくれますが、加入者に一番有利な形で交渉してくれるわけではありませんので。
ちなみに事故時にこの特約を使っても、翌年度の保険料は上がりません。
対物差額補償
これは事故相手への補償を手厚くすることで示談が円滑になるので、できれば入っておきたいところです。
相手の車の修理費が100万円、自分の過失が80%の時は、本来80万円を相手に補償しないといけないところですが、対物無制限で加入していても相手の車の時価額が50万円であれば、時価額(50万円まで)しか相手に補償されません。
そのため、相手としては50万円じゃなくて、80万円払ってほしいとなってしまうので、その差額の30万円分を対物差額補償で補填してあげましょうというものです。
保険会社によって補償額は無制限であったり、SBIのように50万円までとバラバラですので、確認してください。
実際に保険料を試算する
上記のような考え方で自分の保険料を見積もってみます。
前提条件
継続時のノンフリート等級:10等級
車種:ヴィッツ
初度登録年度:平成21年
使用目的:日常・レジャー
免許証:ゴールド。。。ではなくブルー
年間走行距離:5000~10000km(平均的ですね)
割引:インターネット割引、証券不発行割引(もちろん)
4つのプランを比較する
■プラン1(補償重視)
運転者年齢条件:26歳以上補償
運転者限定:本人・配偶者限定
対人賠償保険:無制限
対物賠償保険:無制限(自己負担額なし 対物差額修理費用補償特約)
人身傷害補償保険:5,000万円(自動車事故補償)
搭乗者傷害保険:なし
無保険車障害保険:2億円
自損事故保険:1,500万円
車両保険:なし
その他特約:弁護士費用等補償特約
保険料(年間):29,210円
■プラン2(人身補償をダウン)
人身傷害補償保険:3,000万円(自動車事故補償)
で、他は同じパターン
保険料(年間):28,890円
■プラン3(対物差額なし)
対物賠償保険:無制限(自己負担額なし 対物差額修理費用補償特約→なし)
で、他は同じパターン
保険料(年間):28,660円
■プラン4(価格重視)
対物賠償保険:無制限(自己負担額なし 対物差額修理費用補償特約→なし)
人身傷害補償保険:3,000万円(自動車事故補償)
で、他は同じパターン
保険料(年間):28,340円
上記4プランの検討の結果、ほとんど保険料が変わらなかったので、一番手厚いプラン1で契約しました。